「健康に良い食べ物」情報に踊らされてはいないか
「健康に良い食べ物」と聞くと何を想像するでしょうか。
野菜、果物、ナッツ、卵、オリーブオイル、カカオ、納豆、など様々な食品が浮かぶと思います。
しかし、本当に大切なのは、自分に合った食べ物を食べることです。
白米より玄米のほうが健康に良いと言われても、胃腸の弱い人は消化に悪い玄米は負担になるかもしれません。
水をたくさん飲むほうが健康に良いからと、運動もしないのにがぶがぶと大量に飲んでいると、過剰な水分でむくんでしまうかもしれません。
内村航平選手やイチローが野菜嫌いなのは有名な話。それでも彼らは華々しい実績を残しています。
「健康に良い食べ物」は自分の身体が知っている
先程のような「健康に良い食べ物」を気にするよりも、自分の好き嫌いに目を向けるほうがよっぽど「健康に良い」と思いますね。
食べたいと思うのは、多くの場合身体がその栄養素を欲しているからです。
「健康に悪い食べ物だから…」と我慢するのではなく、ほどよく食べて満足するほうが健康的です。
「なんとなく」は意外とバカにならないものです。「なんとなく食べたくない…」「なんとなく食べたい!」これらは身体が無意識のうちに発しているシグナルとも受け取れます。
そういうときは、余計なことを考えずにその本能に沿って食べたり食べなかったりするほうがかえって健康になる可能性が高いです。
巷にあふれる「健康に良い食べ物」に惑わされずに、自分の感覚を大事にした食生活をおくりましょう!